墓石目地花立修繕工事

2021年08月05日

墓石の目地修繕工事と花立石の加工のご依頼をいただきました。昭和60年頃建立のお墓で目地はセメントを使用しています。大分古くなり取れている箇所、隙間が空いている箇所があります。また黒御影石ですが水垢の汚れも気になります。お盆前にしっかりと工事を行いました。

和型のお墓を一度解します。石同士の隙間があったので普段見えない場所にも汚れがついてしまっています。石についている古いセメントを削りとります。また汚れも綺麗に掃除除去します。墓石専用耐震接着剤(目地コーキング)にて石同士を圧着、石の目地部分を隙間がないように充填します。

花立石にはステンレス製の花筒を入れれるように加工しましたので、水の入れ替えや掃除がスムーズになります。文字部分をお掃除、水垢も綺麗に取れました。

見た目はもちろんの事、お墓の目地の修繕をしたことで石同士の接着強度もアップしました。

秋田では雪が降って融けた水が石の隙間に入って再度凍る事で石が動く事があります。春先、お墓の石がズレているとのご連絡を頂き修繕工事を行うことがあります。お盆やお彼岸のお墓詣りの際、お墓のを確認して気になる事ありましたらご相談ください。状態を確認しご報告、ご提案させていただきます。