秋田のお墓のつくり

2018年06月19日

秋田も梅雨入りとの事ですが、ナガナガとシトシト続く梅雨は最近ない気がします。雨が降るには降るので、これが現状の梅雨なのでしょうか?

長く秋田ではお墓に納骨する際、骨壺に入れずお骨のまま納骨する事が多いです。これは、『土にかえるように』との意味が込められています。そのため、納骨室の底は土(砂利等で綺麗に整地)になっています。

秋田では昔から台座の高さが高くなっているお墓が多いですが、これは納骨室の底と地面と距離を取り、地面からの湿気でお墓の内部に水が溜まらない様に配慮しているためです。雪が多く降る地域ですので、冬場はお墓は雪に埋もれていまいますし、地面に含まれる湿気も多いです。また、霊園など排水管など工事されていますが、お寺などはそのような設備もなく水捌けがよくない場所もあります。

当社では台座を低くした場合・水捌けの悪い場所でも、基礎を深く掘り排水の作業を行い基礎工事をしっかりと行いなるべく納骨室の状態をよくする工事を行います。

昔ながらのつくりは、何十年何百年続いている理由があります。